旅行

リバーウォーク北九州での思い出。

かなり前の話になるのですが、松尾スズキさん原作・演出の『マシーン日記』という劇があったので、チケットを取って遠路はるばる福岡県北九州市まで行ってきました。

ここは全国区のお芝居が九州で見られるということで、福岡の方から親しまれている劇場なんだそうです。

松尾スズキさんは福岡のご出身なんですね。演出家自信の出身地でお芝居をみるというのもなんだか貴重な体験のように思います。

北九州芸術劇場には大劇場中劇場小劇場の3つがあるのですが、その時は中劇場でした。

F列ということで、けっこう前の方なんじゃないでしょうか?期待大!

せっかく行くので開場よりもだいぶ早めに着くようにして、リバーウォークの中を色々と散策してみました。

洋服や雑貨はもちろん、大きなSAKODAもあるし、レストラン街もマッサージのお店もいくつかあって全然飽きることがなかったです。

そして、このリバーウォークの横には小倉城というお城があって、リバーウォークの廊下から見ることができました。

可愛らしいお城だったので、思わず写真をパチリ。
様々な行事があるようなので、時間があればそちらも覗いてみたかったです。

洋服を見たり家具を見たりした後に、フードコートで腹ごしらえをして、それでもまだ開場まで余裕があったので足ツボマッサージをしてもらいました。

気持ちよくて眠ってしまいそうでした。

さて観劇ですが、やはりF列は前から6列目で、舞台が目の前でした。

このお芝居はだいぶ前に松尾スズキさんが書いたもので、当時の上演は松尾スズキさんご本人が出演していたらしいです。それも見てみたかったです。

今回は演出のみということで、それでも松尾作品は初めてで、とても面白かったです。

ブラックジョークも多いんですが、ゾッとすることも共感できることもあって、だんだんと日常生活から逸脱していってしまう登場人物たちにハラハラしてしまいました。

舞台装置もすごく凝ってあって、全体が回転する作りになっていました。

物語は部屋の中で始まったのですが、途中で回転して部屋の外になった時にはびっくりしました。

表と裏が見える感じが不思議で良かったです。窓越しの会話があったり、覗き込んで話しかけたり、こういうのは演劇ならではですね。

鈴木杏さんがとても可愛かったです。ちょっと可哀想な役でしたが…。

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迫力のある演技に魅せられて、途中でちょっとクラクラとしてしまったのですが、普段の生活では味わえないようなスリルや感情を存分に味わうことができて、遠くまで遠征してでも見に来てよかったなぁと思いました。

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